2016/07/30

目指すのは日本一高いところ その3

 《その1》、《その2》の続き。最後は下山。
下山は富士宮ルートではなく、プリンスルートを通って下山することにした。理由は富士宮ルートは岩場が多く、下山する際、足腰に負担が大きく、痛める可能性があるから。また宝永火口にも興味あったため。
 プリンス(御殿場)ルートの山頂には富士山頂郵便局が。実はここから家族に葉書を出そうと思っていたのに、持ってくるのを忘れるという失態。あーあ。
 プリンスルートもガレ場を下って行くが、大きな岩がなく、足場を決めやすいので、下るのは楽である。こっちのルートにして正解だった。






 砂走館、日の出館、わらじ館と下るにつれて、ガスって視界約10m程度。わらじ館を少し下ったところから、砂走りに入り、下り六合、宝永火山方面へ進むルートであるが、分岐が幾つかあり、本当にあっているのか不安になる場面も。

わらじ館ですれ違ったカップルも迷ってる感じだったので、一緒にルートを確認しながら下る。



 幾つかの分岐を経て宝永火口へ。青空は見えないが、宝永山の雄大さがよくわかる。振り返り、自分の進んできた道を見ると、距離感がなかなかつかめないリアル。

休憩場所で静かにすると、全く音のない世界が広がる。風の音と、時々鳥の鳴き声のみ。心を落ち着かせるのにはいいところ。今度は晴天時に訪れてみたい。

道に迷ったこともあり、人工物を見つけ、ほっとする。
六合目の雲海荘で最後の休憩と自分用に富士山バッジ購入。

五合目、18時発のシャトルバスに乗り込んで、今回の富士登山は無事終了。約11時間の行動となった。

初めての富士登山は天候、同行者に恵まれ、事故ケガなく終わることができた。今まで飛行機で上から見下ろしてきたが、自分の足で登り、火口を覗き込んだ時の感動は忘れられない。また、宝永火口の雄大さも写真では伝えることができないぐらいであった。やっぱり、行ってみないとわからないことってあるよね。

よし、また行こう!

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