2018/02/11

33年振りに同級生と会う 1

1月の末に同じ年のいとこからLINEが来た。
 実は、地元の同級生に会うのを避けていたことがある。なんていうか、会いたくなかった。
 高校生活が不遇すぎて、他の高校に通う中学の同級生たちが羨ましかったのかもしれないし、仕事を始めると地元を離れ、新しい生活に置いて行かれないように、過去にすがってはいけないと思ってるところもあった。
 高校を卒業して成人式もあったけど、式に出てもすぐに帰ったんじゃなかったかな。今思えばガキだなと思う。

 そのあと、いつだったか同じように誘われて、1回だけ同窓会のような集まりに参加した。そう神奈川へ家族で引っ越す年だったはず。その時20名ぐらい集まってたかな。同級生同士で結婚してたり、それなりに発見はあったと思う。それでもモヤっとした気持ちはあって、やっぱりこの人たちとは、まだ一緒にいられないと思った気がする。変に意地を張っていたのか。

 それからさらに月日が流れて、今回だったんだけど、今回誘いを受けた時すんなりと会いたいなと思ってる自分がいた。それは自分でもびっくりしたんだけど、気持ちが地元に少しだけ向いて来てるのかなと思った。年取ったとかもあるけど、そんなに単純な話でもないだろう。とりあえず、2月9日に新宿にホテルを予約した。
そして、33年振りの再会。久しぶりのはずなのに、すんなりみんなの輪に入れたし、楽しかった。会話にぎこち悪さもなく昔のまんま話ができたのはなぜなんだ。
 
 なんなんだろうこの感覚。今まで勝手に意地を張って会わずにいた俺の気持ちは、もう揺れくりまくった。聞けばこの中の二人は関東在住とか。もっと早く会っていたら3年間の単身赴任生活もまた違った時間を過ごせていたのかもしれない。

 怒涛の3時間飲み放題。そのあとの2次会と新宿の夜を楽しんだ。

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