2013/01/14

鹿児島神宮へ厄払い

男性の昭和47年生まれが本厄ということなので、厄祓いをしていただくために、鹿児島神宮へお参りして来ました。

厄については、1日の記事にもちょこっと触れましたが、俗説とでもいいましょうか、よく言われるのが、「一生の中で、一番災難に遭うおそれが多い年齢であある。」たしかに身体的に人生の曲がり角、仕事も忙しくなる。そのままにしていると、大病や事故に事故に遭いやすい年齢ですよということか。
そのあと、いろいろ見ていたら、こんな記事を見つけました。
ただ、昔はそうじゃなかったというのが神主さんの話でした。「やく」とは、「災厄」の「厄」ではなく、「役割」の「役」であったといいます。地域社会にあった共同体の中での役割ということです。
 たとえば、男の25歳前後というのは、家庭を持ち、一定の責任ある仕事を任せられる、若者から大人になる年です。また42歳前後の男は、若者と年配をつなぐ共同体のつなぎ目として、中心的な役割を果たす必要がある。一方で19歳前後や33歳前後の女というのは、5~10歳の「年の差結婚」が多かった当時、共同体の中で大事な役割を担う夫を妻として支えるなど、責任が重かった。
 つまり、「その役割が全うできますように」と神頼みしたのがはじまりで、その後、ネガティブなイメージだけが先行し、今のような「厄」というカタチになった。それが神主さんのお話でした。            現代ビジネス
をぉ!なんて目からウロコ的な記事。「厄」ではなく「役」であると。限られた地域の中での共同体。それが「役」を無事に乗り切れるようにということで、お祭りが行われて・・・。なるほどそう考えながら自分の職場を見回した時に、25歳前後で任期制から昇任して、42歳前後で繋ぎ目となり。そのままですねぇ。うーん、深いなぁ。

そんな思いを抱きながら、雨の鹿児島神宮へ。
実は土砂降りに近いくらい雨が降っていたので、結構行くことに億劫になっていたのですが、神社の到着する頃には、まぁ降ってるかなぐらいに収まってきてました。雨に打たれる社殿も趣きがあり、晴天時とはまた違った一面を見せてくれました。いいですね。このしっとり感。

巫女さんに「厄祓いです。」と伝えると、名前を書く用紙と、5,000円といわれるので、名前を書いた紙と5,000円を払います。祈願が始まってる場合は次の祈願までしばらく待ちます。

お参り自体は15分くらいで終わりました。2礼2拍手1礼で、今年1年の「厄」と「役」をしっかりこなせるようにお願いしました。

一旦実家に帰り、近所のさつま大納言さんで両親、甥っ子たちとでお蕎麦を食べて来ました。

0 件のコメント:

コメントを投稿